神聖エクス帝国

シルヴァーシュタイン家を中心としたエッダ聖域王国の貴族達が、
デウス=エクス=マキナを唯一神とするエクス教団への入信・改宗と、徹底した異種族排斥、
他国を改宗させるための共同の帝国軍の建立を掲げて立ち上げた帝政国家。
領主達は上記の3つを認めることで、大きな自治権を得ることが出来た。

エクス教団の教祖にして建国帝のトゥールは、
デウス神の全能を唱え、他の神の権威を認めることはデウスへの最大の侮辱とし、
同士を募って軍を立ち上げ、各地の有力者を改宗させ
強力な連帯力を持った国家体制を作り上げることが出来た。
その所領は、根拠地であった旧エッダ領南部から広がっていき、
現在では中原に大きく進出している。

しかし、その途上で建国帝トゥールはサラゴサのリザードマンとの戦闘で討ち死にした。
帝位を継いだ末弟アウグストが最初に行うのは、
兄であり教祖であるトゥールの復讐戦か、
それとも封印守の座をかっての主から奪い取ることか、大陸中が注目している。

マスター アウグスト=ミハエル=シルヴァーシュタイン:人間(22歳) 設定画

金色の長い髪(ストレート)。赤い目。鎖かたびらの上に
十字架の描かれたブレストプレート、更にその上に白色のマント。
神聖エクス帝国現皇帝。建国帝トゥール=シルヴァーシュタインの末弟。
元々はエクス帝国の武断的、神権的な手法に対して疑念をもっており、
民を啓蒙して、内政中心で国を豊かにしようとする理想を抱いていたが、
兄達全てを戦場で失った為、皇帝に即位せざるを得なくなる。
彼としても現在の武断路線とエクス教団による結束が帝国を支えていることを理解しており、
エクス教団による大陸統一の理想を兄達から受け継ぐことになる。
武人であり布教者であった兄に比べ、文人的で線の細い人物。
しかしながら強力な魔法を操る(人間では)大陸最強の魔術師でもあり、実力は過小評価できない。
全能の神に最も近い能力を持つといわれ、火水風地C光Aの魔力を誇る。

人材 フェティア=エルベ=シルヴァーシュタイン:人間(20歳) 設定画
金色の髪(ポニーテイル)。赤い目。鎖かたびらの上に
十字架の描かれたブレストプレート。
アウグストの妹。長兄トゥールの唱えたデウス神全能説を全面的に支持しており、
アウグストには帝国と教団の存続の為にも、前線で勝ちつづけて欲しいと願っている。
あるときは貴族達の、あるときは教団の利害の代弁者として、アウグストにキツイ助言をすることも。
前線では僧兵部隊指揮官として部下達を鼓舞する。

人材 「神の左手」カール:人間(28歳) 設定画
白い髪に紺色の法衣。手には巨大なウォーハンマー。
僧兵部隊総監。「神の左手」と渾名される寡黙な若きエクス最強の将軍。
出身は知られていない。エクス教団の教えに最も忠実だが、
それ故異種族や改宗を拒んだものの虐殺に多く加担している。

人材 「神の右手」ロベルト=フリッチュ:人間(34歳) 設定画
黒い髪に白い法衣、整えられた口ひげ。手にはモーニングスター。
僧兵部隊副総監。「神の右手」と渾名される熱血漢の闘将。
旧エッダ貴族であり、帝国創立時から建国帝トゥールの右腕として活躍した。
カールと比べやや柔軟で寛容な精神の持ち主。

人材 「神弓」のライナ:人間(27歳) 設定画
赤味がかった茶色のロングヘアー。緑色の服に胸当て。
帝国弓兵隊総監。旧エッダ領の平民の出で、エクス教団とトゥールに心酔し、
これまで戦い抜いてきた。穏やかな性格の美人で兵士達の人気も高い。

人材 ヨアヒム=ボーデンシャッツ:人間(78歳) 設定画
白髪。長い髭。三角帽子に紫色のローブ。樫の杖。
帝国魔術部隊総監。アウグストの魔法の師。トゥールの時代から
皇帝に対して有益な助言を行ってきた。カールは彼によって才能を
見出されたと言う。とこか不気味な深みの有る人物。

サブ エクス帝国改宗隊員:人間(30歳)
エクス帝国の改宗部隊隊員。クレリック。
戦闘員にして、主神デウス=エクス=マキナを信仰する信徒である。
隊員達は、胸にライナさんの写真を入れて
今日も前線に立つ。


アウグストの軍備は、改宗を目的とする僧兵部隊が中心で、
彼らは前衛に立ちながら、自ら光の魔法を操ることも出来る。
彼らを弓兵と魔術師がサポートし、大陸最強の軍団とされているが、
器用貧乏な一面を見せることもある。


エクス帝国一般兵
プリースト クレリック ナイトテンプラー
クロスアーチャー クロスシューター  
クロスマジシャン クロスセージ