進め!レミングス

大陸南東部に分散する勢力。
光と闇の両方の魔法を扱える種族である。

ご存知の通り、ゴブリンは種族の底辺…いわばカスとして分類されている。
その祖先が、あの誇り高きエルフであった事は、誰もが皆、忘れてしまっている。
(興味の無いものは忘れるのも早い。エルフはゴブリンの起源など当然、忘れている)

ゴブリン達はバカなりに協力しあい、集団生活を営んでいる。
やってる事は何もかも他種族のマネ事に過ぎないが、小難しい事を考えられないゴブリン達は
それらをシンプルに改良(改悪?)してきたため、案外、大した問題もなく機能している。
近世に入り、他国に倣って宗教的な活動を取り入れ、インチキ臭い経典・祭礼を整備し始めた。

卑しい身分へと堕とされたゴブリン達の、多種族への反感は強い。
不要な会議を開き、ゴブリンの地位向上についてムダに話し合うのが彼らの日課。
また、同時進行でゴブリン以外の種族を呪い殺そうと怪しげな祈祷を行っていたが、
(8年後)いい加減、効果がないと悟り(インチキだし)、日陰から外へ出ることを決心した。

民族大移動――。あて(目標)もない道のりだが、彼らの目は輝いていた。
「とりあえず、外出してみたかったから――」

マスター パペルボン:ゴブリン(9歳) 設定画


身長90cmくらい。小児のような外見をしているが、ゴブリンとしては立派な成人。
フサフサの赤毛と黒い肌、片目を隠すように生えた長いツノがトレードマーク。
中央のゴブリン族を束ねる(というか束ねさせられている)大司祭。

日々「こんな時デスノートがあればなぁ」とか思っている、カンペキな負け組精神の持ち主。
早い話がネクラであり、時折、かなり陰湿な側面も垣間見える。一方で、部下にすら敬語で接する
ほどの重度のビビリであり、怖そうな相手を目の前にすると、泣かずにはいられないのである。

生まれながらに貧しい生活を強いられてきた苦労人で、司祭の地位を得た現在も極貧。
この世に生を受けてからずっと苦境に立たされ続けているため、すっかり不幸であることに
慣れてしまっており、ある意味では困難に打ち勝つ術を持っているともいえる。

ゴブリンの世界では知能の高い者こそが特別視される傾向にあり、コイツもまた流されるように
マスターの地位へと押し上げられたが、それしきの不幸では感じないようになっているのだ。

<ステータス>
格闘戦では、どんな雑兵にもタコ殴りにされてしまう程の弱さ。スピードも無い。
魔法の素質は「手広く浅い」。MP・魔力は並で使える魔法も低レベルだが、幅広い属性を扱う。

そんな中、抵抗と生命力だけはズバ抜けて高い(あとMP再生)。
抵抗は高いだけでなく、全属性に耐性を持っている事でも万全を期している。
そして、逆境の中で鍛え上げられたアホみたいな生命力こそが最大の持ち味なのである。


人材 岡島:ゴブリン(8歳) 設定画

身長105cmくらい。灰色の服装。
投げナイフと長槍を武器として扱う。

つい最近までキャラが定着していなかったらしく、その反動か、
現在は執拗なまでに熱血キャラとして売り込んでいるようだ。
ほとんどレッドゴブリンの使いまわしみたいな外見にコンプレックスを抱いている。

<ステータス>
HPが突出している以外は、レッドゴブリンに多少、毛が生えた程度。光Cを習得しているので、
後々ゴールドゴブリンが育ってきても回復役で置いてもらえる。よかったね。



サブ ゴブリン一般兵:ゴブリン(??歳)
パペルボンの愛すべき手下だが、
本当に愛されているかどうかは…
とっても愛らしげなみんなのアイドル。

ゴブリン族一般兵
ゴブリン レッドゴブリン ゴールドゴブリン
ゴブリンシャーマン スティープル  


ゴブリン系統は、防御力が低くタンクとしては若干頼りないが、
間接攻撃(投げナイフ)持ちで弓兵系統に性能が近い。
ゴブリンシャーマンは魔法戦力で、光と闇の両方の魔法を扱える珍しい兵種である。