ハンザ自治団

大陸南西部に位置する湖北の港を拠点とする自治団。
国を挙げて信奉する神や悪魔は特になく、異種族に対しても開かれた商人の街であり、
曰わく付きの流れ者も多く集まってくる。

南西の広大な森林資源を糧に、湖の水運を利用して大陸東部や中央に木材を
輸出することで栄えている。
このため森林を住処とするアーシアのエルフとは仲が悪い。
また、大陸最大の湖を有し温暖湿潤な気候である事から、
リゾート地としての人気も高く、旗には特産品の花と魚の絵があしらわれている。

他勢力に対しては常に中立を保ち、
周辺のモンスターに対しての自衛戦力を有すのみであったが、
数年前に、流れてきた武器商人らにより、元領主らは追放され、
「中立自衛」から「周辺への勢力拡大」へと方針転換された。

今では「自治団」の名が残るばかりである。

マスター グルドネ:ドワーフ(60歳) 設定画

ガルダッハ出身。
生来より膂力なく不器用であったため、戦士にも職人にもなれなかったドワーフ。
普通のドワーフの人生とは異なり、国外にドワーフの製品を流通・販売したり、
ドワーフ戦士を傭兵として派遣するなど商人として成長していった。
各地の有力な商人などに顔を知られるようになると、
そのコネを利用してエクス帝国の武器商人となるが、
秘密裏に敵対するエッダなどの諸国にも武器を売りつけるなどして
死の商人として巨利を得る。
後に暗躍がばれてエクス帝国からもガルダッハからも逐われた彼は、
大陸南西部に身を潜める。
湖北の港に落ち着いた後、かつての仲間らと結託して
都市の有力支配層を買収して議会の乗っ取りをはかる。
ついには領主を追放して、自らが湖北の港の支配者として君臨した。

人材 ジェラール:人間(42歳)  設定画

元エクス帝国の武器商人で、グルドネの商人仲間。
交易商時代のグルドネをエクス帝国に紹介したのも、
死の商人の道に誘ったのも彼であり、共にエクス帝国を逐われる身となった。
グルドネが湖北の支配者となった後は、その下で商人ギルドを束ねる。
商才に非常に優れ、奸智に長けるが
自らはトップにたたず組織のNo.2としての位置を好む男である。
ターバンをかぶり、服装は質素。
完全な悪役ですが、外見や言動からは容易にしっぽをつかませない感じ。
ペットのリスザルを肩に乗せている。
うん、やっぱりお猿さんはいいですな〜。


人材 ミランダ:リザードマン(30歳) 設定画
サラゴサ地方出身の傭兵隊長。
傭兵斡旋業をしていた頃のグルドネと知り合い、
彼女のリザードマン傭兵部隊も戦場に斡旋してもらうなど何度かグルドネの世話となる。
その後、彼についていた方が金になると見て
サラゴサを出て、グルドネと行動を共にするようになる。
湖北の港支配後は、傭兵ギルドを束ねる。
さっぱりした性格で考える前に行動するタイプ。
長身で水色の皮膚。大サソリの殻から作った胸当てを装備。大きめの弓を持つ。

サブ ハンザ一般兵:ドワーフ(43歳)
平時は漁師、戦時は前線に出て戦うドワーフ兵。
一領具足を思わせる勇猛果敢な兵士である。
「古池や 銛で突く突く 漁師かな」
これでいいのだ!


ドワーフとリザードマンの異種混合勢力である。
ドワーフは近接戦闘を得意とし、それにリザードマンの弓兵が後方から支援する陣形をとる。
ガルダッハのドワーフ兵や、サラゴサのリザードマン兵と比べると、やや能力が劣るが
その分安価で雇用でき、ひたすら物量で押していく。


ハンザ自治団一般兵
ドワーフファイター ドワーフソルジャー ドワーフキャプテン
リザードアーチャー リザードスナイパー